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鯉のぼり

1.外飾りと内飾りとは?

五月人形には外飾りと内飾りとがあります。
鎧や兜を飾るのは、江戸の武家社会から生まれた風習ですが、庶民もこれにならい、ここからのちに精巧なミニチュアの内飾りが生まれました。現代ではとかくこれらを戦争のための武器と受け取りがちですが、日本の鎧兜には、ゆたかな個性と時代時代の最高の工芸技術とが投じられています。風さわやかな五月五日、これら男性美に満ちた鎧兜などを飾って、男の子の健全な成長を祈るのは、日本古来の美しい風習なのです。
また、鯉のぼりや武者絵のぼりなどの外飾りは、わが子の出世を願うものとして、古くから建てられてきました。

2.外飾りと内飾りとは?

鯉は、いさぎよい姿かたちとともに非常に生命力の強い魚です。鯉のぼりは、黄河の急流をさかのぼり、龍門の滝を登りきった鯉は、龍となって昇天するという中国の伝説にちなみ(登龍門という言葉の由来です)、どんな試練にも耐えて立派な人になるようにと、子どもの出世を祈るために立てられるものです。なお、戸外に建てるのぼりは、もともとは天の神様に降りてきていただく目印だったといわれています。

3.次男、三男が生まれた場合はどうしたらよいでしょうか?

五月人形同様、鯉のぼりも基本的には一人一人のものです。次男、三男の場合には、鯉を足していったらよいでしょう。「…大きな真鯉はお父さん、小さい緋鯉はこどもたち…」の歌のように、青い五月の空を水に見立て、カラフルな家族の鯉をたくさん泳がせる、このすばらしいアイデアこそ、端午の節句の象徴といえるでしょう。

4.鯉のぼりの手入れ方法は?

最近の鯉のぼりは、ほとんどナイロンやポリエステル製です。軽くてよく泳ぎ、雨に濡れてもすぐ乾きます。ただし色あせを防ぎ長持ちさせるためには、夜間や雨の日にはなるべく降ろしましょう。また洗濯もできますが、黄金の鯉、ゴールド箔押しなど新タイプのものは、洗濯機ではなく手でそっと押し洗いをし、必ず陰干しして下さい。
強風は大敵、鯉が吹き飛ばされたり、ポールが折れたりしては大変です。ご近所にも配慮して、風の強い日には必ず早めに下ろしてください。

以上の見解は一般的なものですが、全国にはさまざまな風俗習慣があり、父方と母方とでは、考え方の相違もあることでしょう。しかし要は気持ちの問題、可愛いお子様のためによく話し合い最良の方法で明るく楽しくお節句をお祝い下さい。

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